古物営業法改正の提言1

さまざまなお客様の古物営業方法を伺っていて古物営業法って現在の多様なビジネスモデルについていけてないよなと心の中でつぶやくことがあります。

法改正に時間がかかってそのときはじめれば大きな利益が見込めたにもかかわらず法令が整ったときにはすでに古いビジネスモデルになっていたなんてことも少なくないのではないのでしょうか。

今回は古物営業法のこんなところを変えて欲しいなということを書きたいと思います。

 

古物営業法の大きな目的は「盗品の流通の防止とその発見」「盗品等被害の回復」です。なのでこの2つの目的を満たしつつ現在のビジネスモデルにあったものする必要があります。

上記2つの目的の達成と商売の促進は相容れないものではないはずです。

 

一番多くいただく相談の中に「リサイクルショップ等での購入時の本人確認方法」があります。

古物営業法にのっとった方法で本人確認をするとなると商品を購入する際にレジを打っている店員さんに身分証明証の提示を求めその場でその内容を台帳や伝票にひかえなくてはならなくなります。(もちろん本人確認が必要な古物を購入する場合に限ります。)

そのようなことを店員さんが許してくれる可能性はほぼありません。

 

リサイクルショップで購入した中古品は店員さんに売ってもらい購入したものではなく「リサイクルショップから」購入したものであるはずです。

商品の売り上げはお店に計上されるのですから店員さんが盗品をレジでお客様に売るなんてことがあるはずがありません。

盗品が紛れ込んだ場合はその流通経路が分かれば盗んだ人を特定できるのですから、古物営業法の第15条に「購入先が古物商の場合は<購入した日付><購入先店舗名(運営者又は運営法人名称)><購入先店舗所在地><購入先古物商許可番号>を台帳に記入し<購入した古物の領収書を保管する>」のような項目を付け加えて欲しいと思います。

 

ヤフオクの本人確認について

ヤフオクの本人確認で困っている方は多いと思います。

 

その理由には下記のようなものが挙げられます。

  1. ヤフオクでは売り手のIDは分かるけれどその人の住所や氏名や年齢などがわからない。仮にわかったとしても本人確認書類を送ってもらえない。
  2. 地域によって警察署から渡されるガイドブック等に書かれている通りに本人確認を行うことが困難である。
  3. 警察に確認しても法令や施行規則に書かれている以上のことは回答してもらえない。

インターネット上の個人的見解の中の一部にはせどりは買い受けに該当しないというものもあるようですが、「せどりをするにも古物商許可は必要であると警視庁等に確認が取れている」ことから考えると必然的に「警察ではせどりも買い受けに該当すると認識している」ということになります。

 

また、IDを台帳に記帳することによって本人確認に代えている古物商の方もいらっしゃるようですが、IDにより住所等を確認できるのはヤフオク運営会社のみで古物を買い取る古物商が直接確認することができないということと出品者情報等の画面上で氏名、住所、年齢等を確認する以外に本人確認(印鑑証明書+登録印鑑押印の書面の確認、住民票+本人口座への振込、電子署名を行ったメールの送信を受ける等)を行わなければならないためIDを控えるだけでは本人確認は不十分です。

 

ヤフオクでの本人確認が困難であっても本人確認が免除されてる古物*を買い取る場合以外は本人確認を行わなければ違法であることは間違いありません。

よってヤフオクで落札をする前に出品者への質問等で売り手と連絡をとり「古物商として買いとるため」「本人確認書類を送ってもらうなどの本人確認を行う必要がある旨を説明」し「同意を得た方からのみ買いとる」というような方法をとる必要があります。

 

*本人確認が免除されている古物

買取時の対価の「総額」が1万円未満のもの(個々の古物の価格が1万円未満でも総額が1万円を超える場合は本人確認が必要です)

但し自動二輪者、原付自転車、家庭用ゲームソフト、CD、DVD等、書籍は1万未満であっても本人確認が必要です。

 

ディープな世界

私が好きなテレビ番組の中に「マツコの知らない世界」があります。

様々な分野のマニアが登場しあ然とするマツコを横に自分の世界を語りまくります。

 

今まで取り上げられたものを挙げると

「エスカレーターマニア」「レトルトカレーマニア」「換気扇マニア」など

 

普通に生活しているとはあまり気にとめないものばかリです。

けれどマニアが語ると、知らなかった魅力があふれでてきていつの間にかその世界に引き込まれていくのです。

世の中には自分には思いもよらない興味や知識があるものだと感慨深い気持ちになります。

 

古物商の専門性も少しそれに似たところがあります。

興味のない人にとっては古いレコードや誰かが履いたスニーカーなどが高値で取引されているなんて信じられません。

 

最近、レゴを専門に買いとるというお店が出てきたようです。

「おもちゃ専門」からさらにディープに「レゴ専門」。

ひょっとするとこれからはさらにディープに「80年代のレゴ買取専門店」なんていう店も出てくるかもしれません。

 

ああ果てしなきディープな世界。

 

 

フリマアプリ

去年位からメルカリを古物営業に使いたいとい方が増えています。

 

しかし以前メルカリに問い合わせ際にメルカリはフリマアプリで個人間の営業目的ではない売買を目的としたアプリであるため古物営業での利用はできないとの回答をメルカリの担当者からいただいたことがあります。

そのためメルカリを古物営業に利用したいという当事務所のお客様には古物営業にはご利用いただけないと説明しています。

 

メルカリのように個人対個人の取引が増えていくことにより古物商の役割は今までよりもより専門性の高いものになっていくことが予想されます。

 

例えば個人で行うには梱包や発送に労力を有する「数量の多い処分品」や「大型の電化製品」の買い取り販売や、「専門性がないと価値の見分けがつかない骨董品、時計、宝石類、アクセサリー類、自動車、レコード、古書など」は専門に買い取りを行う古物商の方々が得意とする分野です。

 

さまざまなインターネット上のサービスが登場し古物商の役割もかわっていきますね。

 

東京蚤の市

東京蚤の市に行ってきました。

場所は京王多摩川駅にある京王閣という競輪場です。

 

午前11時から開場だったのですが、11時半頃には長蛇の列ができており、競輪場の周りを人の列がぐるりと囲んでいました。

 

こんなに盛り上がっているとは!

並んでいる人はおしゃれな人が多く、人を見ていても飽きませんでした。

リネンの服を着ている人が多く、ひと工夫を加えたオリジナルのアクセサリーをした人もいました。

 

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